こんにちは。
だいぶ秋らしい気温となり、日も短くなってきましたね。
さて、
小田深山キャンプ場もオープンして2年目となりましたが、
新しいプロジェクトが動き始めています。
地元の木材(未利用材)を使って、アウトドア用の食器や椅子・テーブル等を作り販売するというものです。オダメイドのクラフト作品バージョンです✨
未利用材というのは、細い、曲がっている、色が悪い、使いにくい、などの理由で市場では価値がないとされる山の木々のことで、内子町では主に杉の未利用材をペレットにして、そのペレットを利用したバイオマス発電を行っています。この発電によって、町の人口の3分の1の人が使う電力は賄えるという、画期的な取り組みです。
しかし、その木々ももともとは、一生懸命人の手によって植えられてきたもの。
燃料になってしまえば、一瞬で消えてしまいます。
建材としては価値がなくても、木工職人さんの目から見れば利用価値の高い材となる場合が多々あるので、そういった材を買って地元の木工職人さんに加工してもらい、新しい価値を生み出すことで、地元のPRや発展につなげたいと考えています。
まさに燃やされようとしている木々と、木工職人さん。
木は大きければ大きいほど良いもの、と思ってしまいますが、
直径が大きすぎてもあまり売れないそうです。
良いものに生まれまわるといいなあ。
あるところでは価値がないものでも、
ところ変われば価値のあるものになる。
それは「ミカタスイッチ」の社名のとおり、
私たちが常に頭においていること。
自分たちの身近にありふれているものは、それが貴重なものだと忘れてしまいがちです。
いつの間にか、親や、会社や、学校など、いろんな環境の中で、
「常識」として体にインプットされてしまっていることがたくさんありますが、
たくさんの声を聞いて、いろんな方向に目を向けていくことで得た小さな発見を大切にしながら、これからも小田を楽しくできたらと思います。
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